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「働く母親」と待機児童

「待機児童5年ぶり増」『朝日新聞』朝刊、2008年9月18日 を読む

厚生労働省の調査によると、今年4月1日現在、認可保育所に入所できない待機児童数は1万9550人にのぼったとこと。前年より1624人上回り、5年ぶりの増加とのことだが、前年比がどうした、というより何より、2万人近くも待機児童がいることが問題だと思う。

それに定員数は全国で212万1千人なのに、利用児童数は202万2千人。全国規模で10万人ほどの「定員割れ」が起きていることになる。また、待機児童とされる子どもの4分の3がゼロから2歳児、ということは、保育行政が現代の子育て家庭のニーズに対応しきれていないのではないか。

厚労省保育課の「働く母親が増える一方で、保育所整備が追いつかないため」というコメントが紹介されているが、これも「またか.....」という印象。母親の就労意欲の高まり、母親の育児休業.....という「理由」はもっともであるが、母親の個人的な問題に負わせない現状の見方+考え方、また地域ごとの見解がほしいところである。

待機児童の8割は都市部に集中しているとか。仙台市内のある地区で宅地開発が進み、待機児童が集中的に増えた、という事例も紹介されていたが、都市部の子育て環境はますます格差が進みつつあるように思う。自治体によっても、公的施設を離れた民間の保育サービス(無認可保育園、ベビーシッターなど)にしても.....。

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