「危険なインターネット」シミュレーション@ニフティ
@ニフティ:インターネット体験ドリル(2008年9月版)
子どもが携帯やパソコンで、出会い系サイトやオークションまがいの詐欺やら犯罪に巻き込まれて.....という悲惨な事件が後を絶たないが、老舗プロバイダー「@ニフティ」が子ども用の啓発サイトを公開している。個人情報(氏名、電話など)を気軽に書いてしまったらどんなことになるか、疑似体験ができる、というもの。
2通りあって、一つは「芸能人のサイン会招待!」という展開。好きな芸能人の名前を書くと、その名前が入った「サイン会にご招待します! ここへ何時に来てください」という案内が出る。そして場面は、会場の薄暗い「公園」に移る.....。車のドアが閉まるバン!という音が突然でびっくり。イラストはかわいいのですが、小学4、5年生くらいだと、気持ちが「中」に入ってしまって泣いてしまう子も出そう。
もう1通りは「抽選に当たってお小遣い!」というもの。一部、体験の展開と、確認ドリルとが合わない?ところがあるが、これも最後に突然迫真の音声が。要するに、お金払え!という電話が直接かかってくる、という展開です。
子どもに実際やってもらって、それから「ドリル」で復習ができる、という構成。小学高学年や中学1年くらいまで楽しく使えそうだ。実際に名前を書き込んだり、画面の携帯電話を操作しながら話を進めたりするのでドキドキできる。私もぜひ授業で紹介してみたいと思う。
20年ほど前、「出会い系」が電話だった頃、普通の女子グループが「おじさん」を呼び出し、「女性」を待っている様子を観察する(絶対接触はしない)という、「危険なゲーム」をしていた時代があった。おそらく今、こわいのは、携帯電話という一人一人のツールのため、グループで行動していれば防げる(初歩的な!)犯罪に巻き込まれるケースだろう。
また、ネットのやり取りがいよいよ頻繁になる中学生や高校生対象に、本格的なシミュレーション、期待しています。いわゆる「学校裏サイト」まで踏み込んでもらえるとさらにうれしいですが.....。パソコンと携帯電話の利用の住み分けが言われるが、特に「ケータイ」という日本独自の発展をしたツールについて、大人はどこまで「踏み込める」のだろうか。
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